
【終了しました】《2020年7月4日》「教える」からの自由。/自由人博覧会 佐伯夕利子(サッカー監督 スペインリーグ「ビジャレアルCF」所属/Jリーグ理事)
■ゲスト:佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)
(サッカー監督、スペインリーグ「ビジャレアルCF」所属、Jリーグ理事)
1973年、テヘランに生まれる。2003年、スペインサッカー界では女性として初めて男子ナショナルリーグ「プエルタ・ボニータ」(スペイン3部リーグ/日本でJFLに相当)の監督に就任。その傍ら、現地サッカー専門誌等にコラム寄稿、また地元テレビ局の試合実況解説も務める。
2004年から2年間は「アトレティコ・マドリッド」女子チーム監督やスカウティングスタッフ・普及育成副部長等を務め、リーグ優勝に貢献。2007年、「バレンシアCF」と契約、チーム育成の中枢を担う強化執行部のセクレタリーとして活躍。スペイン国王杯優勝にも大きく貢献。その実績を高く評価され、『ニューズウィーク日本版』で『世界が認めた日本人女性100人』にノミネートされる。
2008年「ビジャレアルCF」と契約、育成部に所属。トップチーム以下の全てのカテゴリーを育成強化し、将来のスペイン代表を育てる重要なポストを務めた後、2009年8月にはユースAチームのコーチングスタッフアシスタントとして、現場に復帰。2010年からはビジャレアルレディースチームの監督に就任。スペインナショナルリーグで活躍するチームをけん引している。
現在、Jリーグ理事もつとめる。
▼スペインサッカー史上初の女性監督が震えた、ビジャレアルの「教えない」選手育成法。
こんにちは、「自由人博覧会」シリーズでホストをつとめる、湯川カナです。
私が人生でゆいいつ、出会って「あなたの本を書きたいです」と告白した、佐伯夕利子さん。
私はサッカーのスタメン人数もあやふやな素人ですが、それでも感じる、普遍的な「指導者」としての凄味。
日韓ワールドカップでは日本代表チームに帯同し、城選手や西澤選手がスペインに来れば通訳もし、レアル・マドリードの下部組織やアトレティコ・マドリーの女子チームを指導し、そしてスペインサッカーナショナルリーグ史上初の女性監督になる。
そんな輝かしいキャリアをもつ佐伯さんをして、「いままで私がやってきた指導は、いったい何だったのだろう」と言わしめた、現在所属するビジャレアルの育成メソッドとは?
「教えずに引き出す」
「全体ではなく個々人にフォーカスする」
……Jリーグ理事としても招聘された佐伯さんに、これからの時代を「勝ち」「生き延びる」ための”育成”のひみつを、たっぷり語っていただきます!
ちょうどJリーグ1部リーグ再開のゲーム開始直前。
サッカーの見え方が、変わるかもしれませんよ!
▼ホスト・湯川カナが語る、佐伯夕利子さん。そして、博覧会のこと。
早稲田大学在学中、孫泰蔵氏(現シリアルアントレプレナー)の学生起業に参加した縁で、Yahoo! JAPAN創設メンバーとなる。数億円分のストックオプション権を返上し、言葉もわからないスペインへ移住。10年間、「ほぼ日刊イトイ新聞」をはじめフリーライターとして活動する。帰国後は、縁もゆかりもない神戸で、女性や若者の社会参画を推進する学びの場「リベルタ学舎」を設立。地元企業や行政との連携も手がける。2020年5月、地域の事業づくりコミュニティ「なりわいカンパニー」設立。2018年4月より兵庫県広報官。「自分の幸せを実現しながら、みんなの幸せも実現する」新しい個と公共の在り方を考え、実践し続ける。著書4冊。
▼自由人博覧会、どんなイベント?
スペイン語の「自由(libertad)」は、「解放された状態」という意味。
素敵なひとは、何かから解放されて、すごく空高く翔けているように見える。
いったい、何から解放されているのだろう?
すごく話を聞いてみたい。だって私が、もっと自由に生きたいから。
それぞれ、湯川が圧倒的に憧れる博物館級(!?)のひとたちにお話を伺う。
せっかくだから、その「生」そのものに、たくさんのひとに接してもらう。
それが、リベルタ学舎の「自由人博覧会」です。
・スペインと生トークライブ! ゲストはスペインサッカー史上初の女性監督・佐伯夕利子さん。
・Jリーグ理事としても日本に伝えたい、所属クラブ「ビジャレアル」の圧倒的な育成メソッド。
・「教える」ために本当に大事なことは? インプット講演&質疑トークセッション!
<参加費>
1,650円(税込み)
<日時>
2020年7月4日(土) 15:00~17:00
(※おやつタイムにつき、お酒やお茶などを楽しみながらやりましょう)
<お申し込み>
終了しました。
■お問い合わせ:
一般社団法人リベルタ学舎 info@lgaku.com/ 078-599-9381