編集部メンバー募集 / DEMOくらし編集部オープンデイ(オンライン開催)

【きっと要(かなめ)は、エトセトラ。】

誰かに「なぜ?」を向けるなら、「私はなぜ、それを知りたいのか」を見据えておかないと。

何かを「知ってほしい」と願うなら、「私はなぜ、それを知らせたいのか」を掴んでおかないと。

……さもなくば、受け取った答えも発した言葉も、ただただ行き場のない漂流物になってしまうと思うんです。

DEMOくらし編集部は、対象への「なぜ、私は」「でも、私は」といった「そもそも」を炭鉱のカナリアにして、書く(文章)・描く(イラスト)・撮る(写真や動画)・組む(デザイン)などの制作=仕事を行なっています。

ノーモア、漂流。

以下、「オープンデイの告知文書くよ」と手を挙げてくれた編集部員・やすかわのりこによる告知です。

いわゆる「来てください」なテンプレ度外視の、告知文。

彼女の「なぜ」と「でも」、あなたの感情に行き着きますでしょうか。

 

《やすかわのりこの制作事例》蔵開きイベントレポート「開け、蔵。座れ、ゴザ」

https://demokurashi.net/nihonsyu/2019/11/18/post-4000/

 


 

【バックグラウンドがゼロの人なんていない】

 

アー、何にもしらねーな私。

ちっぽけすぎて笑いもできねー。

 

ハンドルはツイてるけどガス欠だ。

寒くて寒くてしかた無いよ。誰か服を着させてくれ。

あったまれば、熱々なアレでぶっ飛ばしてやろう。

 

エンジンなんてガソリンがなくちゃ、ただのガラクタだろう?

暮らしがなくちゃ、やってらんないよ。暮らしが泣きゃ。

泣くよ。そりゃね。そして、愛する。

何が悪い。何が正しい。

 

羅針盤は、経験値だ。

繰り返して、繰り返して、繰り返してモノにすんだ。

 

そうやって、耕して、肥やして、季節を感じて、肌で。

真直ぐな道なんて、いつもそのつもり。

曲がってるなんて思わない。いや曲がってて何が悪い。

これが、オレ的に真直ぐだ。

ただ、足がガクガクしてるだけ。

 

そんなくだらないことと真正面に向き合って、長い話が一つの画像に詰め込まれていたり、文章なんかになる。

 

そう考えると、バックグラウンドがゼロでさえ、すでにあるということのように思えるのである。

 

編集的思考? くそくらえ!

そんなもん、生まれてくることに比べたら、なんてことはない。

 

やっぱ、○○がなくちゃね。

なら、探しに行コ。

さがしたいのだよ。

 


 

《編註》「編集的思考」とは、「私はなぜ、表現したい/知らせたいのか」をえぐり、「あなたに見て/読んでもらいたい」を調える目配りの総称的なモノです。

 

(文:やすかわのりこ、大森ちはる)

 

▶︎オープンデイ開催概要


日程:2月10日(水) 10:00~12:00

参加費:無料

場所:オンライン(お申込者にzoom urlをお送りします)

申込:https://coubic.com/lgaku/982130

 

▶︎DEMOくらし編集部とは

▷編集長 有田佳浩(編集者・コペルニクスデザイン代表・兵庫県編集デザインディレクター) 大学在学中よりフリーペーパー発行、雑誌を主戦場とする編集プロダクションを経て、コペルニクスデザインを設立。様々な場所で「企業内」「地域」「学生」編集部を作り、独立視点の(紙or WEB)メディアを運営、編集長を務める。2018年より、兵庫県編集デザインディレクター、ワールドマスターズゲームズ関西広報アドバイザーも兼任。

▷編集道場
・DEMOくらし編集部の編集会議
・zoomで毎週水曜日10:00〜12:00に開催中(第5週除く)
・「自分の名前」でする仕事として、後述の運営メディアやクライアント媒体にて、コンテンツ企画や文章・イラスト・写真・動画・デザイン制作などの機会あり。


▶︎運営しているWEBメディア

▷DEMOくらし 〜○○から見る「わたし」と「くらし」〜
 http://demokurashi.net/
▷神戸でなりわうプロジェクト
 http://nariwai-kobe.com/

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