【参加者募集中】山賊の森を一緒につくりませんか？

山賊の森をつくろう、走ろう

毎年9月末に、丹波篠山キャンプ場やまもりサーキットにて開催している「山賊ワイルドラン＆炎の宴」山賊ワイルドランでは、毎年の参加ランナーの総距離に合わせて、10キロに1本づつ放置竹林を伐採して、「山賊の森」を作っています。　※山賊ワイルドラン＆炎の宴に関して詳しくはこちら

2023年度12月に実施した1回目では、総走行距離858キロに合わせて、85本の竹を伐採を計画し、実際には125本を伐採。ランナーが気持ちよく走れる森を整備しました。

なぜ竹を伐採、整備するのか？

山賊の森を共に作っている、神戸学院大学現代社会学部 現代社会学科講師　菊川 裕幸竹氏に「なぜ、竹林を放置せずに継続的に付き合うのか？」を聞いてみました。（タブロイド紙から抜粋）

古くは縄文時代から利用されていたと言われ、日本人と竹は切っても切れない関係でした。しかし、時代の変化とともに、竹製品がプラスティック製品に変わり、タケノコが輸入されるようになるなど、人々は徐々に竹を必要としなくなっていきました。その結果、これまでは人の手が入っていた竹林が徐々に放置され、現在では日本各地の竹林が荒廃し全国的に社会問題となっています。

実は竹林は長期間放置せず適正な管理ができれば、比較的管理が容易な存在。だから持続的な整備が望まれます。そのためには伐採するだけでなく有効活用の方法も重要。これまでの活用方法に加えて現在はチップ化して農業や畜産に活用するなど、研究が進められています。