158本の竹を、道に~山賊の森づくり2024冬~

12月の丹波篠山は、早朝の気温マイナス2度。
寒いこの時期にこそ、やっておきたいのが「山賊の森」の整備

今年9月に開催したイベント、山賊ワイルドランでは、毎年の参加ランナーの総距離に合わせて、10キロに1本づつ放置竹林を伐採しています。今回は山賊ワイルドランに参加くださったランナーや運営メンバー、そして「森の整備に興味があって」と参加くださった一般参加者の方、総勢17名で、森に入りました。

「森に人がはいるからこそ、木々が生えて、明るくて歩いてて気持ちのいい森になるんです」、と話してくれたのは、山賊の森を有する、丹波篠山キャンプ場やまもりサーキットのオーナー大谷さん

竹の切り方を教えてもらい、地面に所狭しと生えている竹と木々、もくもくと切っていくと、次第に森に太陽の光が入り始めます。
切った竹は、なたやのこりぎを使って枝を払いますが、これがなかなか腕がつかれる作業。
「手前にひくときに切れるから、その時に力をいれる!」と見せてもらい、何度も繰り返しやってみると、おおーできてきたーとコツをつかんできた模様

開始から1時半後、振り返ると竹が山積みに!!ここで、ひと休憩です。
お昼ご飯は、炊事班が冷たい水で研いでくれたお米を、羽釜で炊いてくれました。生姜がぴりっときいた豚汁と食べると、冷えた体に染み渡ります。

午後からは、山賊の森の「道づくり」
ここまでで切った竹は、目標の110本を超えて、158本に!!
2mを超える竹は重くて、しなるので、竹林から運び出すのも重労働。地面に竹の杭を打ち、切った竹を組んでいきます。すべての竹を組み終えると、山賊の森に一本の道が!総距離約40m!
山賊の森づくり2024~冬~は、ここで終了。

来年春、4月下旬になると、今回整備した竹林からは「竹の子」が生えてくる予定だそう。
今回タイムオーバーで作れなかった、山賊の森の看板づくりやタケノコ掘り&バーベキューを盛り込んで、「山賊の森づくり2025春」を開催したいと思います。

山賊の森づくりは、
・放置竹林や山の整備に興味がある
・山賊の森づくり、楽しそう
・丹波篠山にいってみたい
など、興味のあるかたはどなたでも大歓迎です。
詳細は決まり次第お知らせさせていただきますので、お楽しみに。





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