はらぺこプロジェクト中間発表会を実施!

リベルタ学舎

8月30日にキックオフをした「学生等による農業支援及び規格外野菜等の活用に向けた実証業務」(通称:はらぺこプロジェクト)の中間発表会を11月14日に実施しました。
5チームに分かれて、実際の農作業や野菜の活用企画ミーティングなどを行なって1ヶ月半ほどが経過した今の状況を各チームから発表してもらい、今後の活動のヒントを得る機会でもあります。
また、普段はチームごとに活動をしているので、他のチームメンバーと交流できる機会でもありました。

発表前の打ち合わせ

普段はオンラインでのミーティングが多くなるため、発表に先立ち15分ほどチームごとの打ち合わせタイムを持ちました。
この日は普段お世話になっている農家さんも2名駆けつけてくださり、チームメンバーの打ち合わせの様子を見守ってくださいました。
発表するスライド資料の最終チェックや、実際の野菜を持ち込んでのクイズの準備などが行われます。

チームの特色が見える発表タイム

チームの発表に耳を傾ける学生たち。
最初のチームからは、今後展開予定のイベントや農作業についてのアナウンスに加え、「ぜひ他のチームからの応援も求む!」というメッセージも贈られました。チームを飛び越えての活動は視野が広がり、自らのチームにアイデアを持ち帰ることにもつながるのだと思います。

トマトを栽培しているチームの発表では、実際に収穫されたトマトを持参し、そのうちで規格外野菜として販売できるものと、規格外野菜としても販売できないものについて見分けるクイズが出されました。
そのクイズの最後に「販売できない規格外のトマトも味は普通に美味しいんですよね。なのでこのようなトマトを活用できないか考えているんです。」と話す学生の声に他のチームの学生もウンウンと頷いていました。

各チームからは大変だったことや今現在も課題として捉えていることなども発表されます。一つのチームでは、農家さんのことをより多くの人に知ってもらうために、webサイトを作成する計画があるということも伝えられていました。

今後の展開や如何に

発表タイムが終わった後はチームを飛び越えての交流タイム。
と、その前に農家さんにもコメントをいただいたのですが、「普段は一人で作業をしているので、週に1〜2回、学生が来て一緒に作業できるのはすごい楽しい!」とおっしゃられて他のが印象的でした。

交流タイムでは、カレーを作りたいというチームが、自分たちの畑では栽培していない野菜を求めて他のチームのテーブルへ行き、直接交渉をしている様子もありました。逆に「お米が欲しい!」というチームもあり、まさに物々交換、いやこれぞ農本主義の一つの形なのか?と感じさせられる場面でした。

このプロジェクトは2025年3月までの予定ですが、それまでの間に、農家さんの悩みや課題を規格外野菜の活用企画やイベントの実施を目指しています。
しかし、複数のチームからの発表の中でも「2025年4月以降も継続していきたい」という声があり、リベルタ学舎としてもそのような想いを形にしていきたいと考えています。
まだまだこれからの展開が楽しみな「はらぺこプロジェクト」にご期待ください!!