サントリー”君は未知数”基金採択プロジェクトのご案内

この度、特定非営利活動法人リベルタ学舎の「中学校部活動地域移行を活性化させるモデル事業」が、サントリー“君は未知数”基金に採択されました。
プロジェクトの概要、背景、そして今後について、ご案内いたします。


 

2025年、中学生が放課後を地域で過ごすように
今年度、全国の政令市では先駆けて、神戸市で中学校の部活動地域移行が始まります(コベカツ) 。これから、中学生は放課後を地域で過ごすようになります。多くの団体が受け入れ準備をしていますが、うまく地域移行ができず、「居場所がない」と感じてしまう中学生が増える可能性が心配されています。 

実は、自分も社会も諦めている10代が多い
さまざまな調査から、日本の10代が世界でも突出して「自分自身への諦め」(自己肯定感の低さ)や「社会への諦め」(自国の将来が良くなると思う割合の低さ)、さらに「自分が環境や社会を変えることへの諦め」が大きいことがわかっています。部活の地域移行でのつまづきは、この傾向に拍車をかけてしまうかもしれません。

10代の自分と社会への信頼を取り戻したい
リベルタ学舎はこれまで、10代が学校の外で「自分がやりたいことを見つけて、地域社会と連携してやってみる」機会をつくってきました。若者が多様な価値観に出会うことで自分の可能性を発見し、自分を応援してくれる社会を信頼し、未来に希望をもてるようになる、と考えているからです。

中学生の「やりたい」を引き出し、地域につなげる
そこでコベカツが始まるこの混乱期に、学生と地域をあらためてつなぎ、すべての学生など10代がやりたいことをとことんできる環境をつくろう!というプロジェクトをスタートします。地域のさまざまな団体や自治体に話を聞きながら、学生の活動拠点(ユースセンター)をつくり、どこでも使ってもらえるように(オープンソース化)していきます。

採択団体紹介
https://www.suntory.co.jp/company/csr/kimi_wa_michisu/selected_organization.html

サントリー“君は未知数”基金もふくめ、さまざまな支援をいただきながら、「10代が地域と共に学び、挑戦し、育っていくプロジェクト」を実施できることを、メンバー一同、心からありがたく思っています。
このプロジェクトは、地域のみなさまと共につくり、共に進めることができてはじめて、楽しくて素敵なものになります。
「10代がやりたいことに挑戦できる場づくり」という挑戦へのご参加を、心よりお待ちしています!
 

たとえば…
●「自分がめっちゃ楽しくなる場を一緒につくりたい!」という10代の方
●「なんかおもろそうやん!」というユースワーカーの方、企業さん
●「放課後に中高生が集まりやすい場所/施設を提供できるで!という方(時間限定/曜日限定も大歓迎!)
●「コベカツうちもやってみよか」と受け入れに興味がある地域の団体さん
●「なんかちょっとでも応援するで!」という方(マンスリーサポーターもあります)

<お問い合わせ先>
リベルタ学舎 お問い合わせフォーム https://lgaku.com/contact/

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