「ランイベントなのに地元や色んな人たちとの交流も」
井上穂香さん(関西学院大学 夢調査プロジェクト「arinan」代表)
普段ランニングは全くしないのですが、イベントを知って「おもしろそう!私たちにもできそう」と、すぐに大学のメンバーで参加を決めました。なかなか体験できないことだなって。現地まで応援に来てくれた友達も何人かいました。
「炎の宴」では“山賊”みたいな格好をした人たちがいて、一緒に「マイムマイム」を踊って盛り上がりました。ランではチェックポイントごとに地元の農家さんや小学生たちが迎えてくれて、「いいところですね」とか、その都度話をしていたら規定タイムをオーバーしちゃって(笑)。でもランイベントなのに色んな人たちと交流できて、丹波篠山の魅力を中から知れたし、私たちのチームが一番山賊ワイルドランを楽しんだと言い切れるくらい楽しみ尽くしました。
「都会で抑圧されている日常から解放された」
小木曽稔さん(会社経営・東京都在住)
前年に開催した際のリポート記事をたまたま読んで、枝豆を背負って走る人の写真が「鳥獣戯画絵巻」で追いかけっこするウサギや蛙みたいに見えたんです。なんじゃこりゃ、やってみたい!と思いました。「ワイルド」っていう言葉にも魅かれて、東京から参加。でも思っていたより遠くなかったです。
実際に参加してみると、異世界につながるゲートをくぐり抜けた感覚で。都会で抑圧されている日常から解放されました。初対面の人たちとチームを組みましたが、いい意味で「旅の恥はかき捨て」だし、共同作業でアクティビティを乗り越えていくのもゲームの○○クエストみたいでワクワクしました。定期的に味わいたくなります。実は半分ほどしか走れずにリタイアしてしまったので、今年は完走して“山賊”になりきりたいと思っています。