講演・その他のイベント

Home  >>  講演・その他のイベント  >>  《2017年3月9日》こどもに「自主性」と「自信」と健康を!【今日からできる、おうち食育講座】レポート

《2017年3月9日》こどもに「自主性」と「自信」と健康を!【今日からできる、おうち食育講座】レポート

生まれも育ちも在住も青森県八戸市の食育料理家・なぎさなおこさん(http://ameblo.jp/nagisacafe/)が関西にいらっしゃる! ということで、神戸ではじめての食育講座(ご案内ページはこちら)をリベルタ学舎で行っていただきました。
 
「大人が摂るべき野菜の量が1日350g以上が目安というのは、皆さんも野菜ジュースのパッケージなどで見たことがあると思います。じゃあ、目の前に野菜とはかりが置いてあったとして、350g分の野菜をはかりに載せてくださいって言われたら、できますか? わたしの料理教室で実際にやってもらうと、1kg分くらい載せちゃうひと、意外と多いんですよ」
 
なぎささんは、どこまでも実地的です。
からだで、知る。
「どうなりたい?」から逆算して、「どうしたらいい?」を考える。
 
なぎささんが主宰するこども向け「レシピのない料理教室」では、例えばその日のテーマが「カレー」だとしたら、まず「カレーって、何が入ってるかな?」と問いかけるそうです。
こどもたちにカレーにまつわる過去の経験をフル回転で思い起こさせて、できあがりの絵(どうなりたい=目標)と、材料を描いてもらう。
そして、お財布に予算分のお金を入れて、みんなでスーパーに行きます。
すると、「うちのカレーはいつも牛肉なんだけど、牛肉って高いんだね。今日はひき肉にしよう!」など、こどもたちが柔軟にアレンジするのだそう。
目標をたてる、実行する、アレンジする……「レシピをつくることは、仕事の計画をたてるのと同じなんです」。なるほど!
 
また、なぎささんはこうもおっしゃいます。
「料理にケガはつきものです。熱い鍋に触れたらヤケドするし、包丁で指を切ることもある。でも、熱い鍋も包丁も決して”なんだかよくわからない怖いモノ”じゃない。”道具”です。ケガからこどもを遠ざけるのではなくて、ケガをすることは、(ケガと道具の)対処方法を教える絶好のチャンス」
 
一生ケガや病気をせずに暮らすなんて、99.9%ありません。
イレギュラーに遭ったとき(ケガしたとき)にパニックになるのではなく、対処できる知恵と力を身につけること。
不用意にイレギュラーに遭わない(病気にならない)よう、自分の健康を自分でつくれるようになること。
そして、それをたのしく(おいしく彩りよく)続けられる環境を整えること。
 
なぎささんは「食」の面から取り組まれていますが、これらのことも、子育てだけではなくて、「ケガや病気」に「失敗」を代入すると、仕事(ひいては人生)でもそのまんま同じ。
 
講座後半は参加者ひとりひとりからなぎささんへの公開相談(食育に関する悩みから仕事のアドバイスまで!)、講座後は発酵食品コージーラボさん特製の「糀づくしのローストビーフ弁当」(ぜひ写真をご覧ください。めちゃくちゃ美味しかったです)を車座になっていただきながらの交流会と、なぎささんのエネルギーをめいいっぱい浴びての3時間でした。
 
▼参加者の皆さまのご感想より▼
「食育だけでなく、ライフスタイル全般、健康な暮らし方について考える、良い機会になりました」
「料理をちゃんとして、公平に並べなきゃ、と思ってしんどい部分があったけど、自分がラクなやり方でいいんだと気持ちもラクになりました」
「どんな食生活を送りたいか、もっと考えてみようと思います。子どもにもできることから一緒にやってみます」
「目標と目的を明確にする大切さに気付いた。就職してからの目標をたてることができた」
「自分が意識をかえることで、まわりも変わっていくのだと思いました。ぜひ、今日からできることを今日からやろうと思いました」
 
(企画運営チーム 小林)